トータスキッズ支援事例:「苦手だから話したくない」から「苦手を伝えられる」へ

トータスキッズ支援事例

― ワークシートを活用した自己理解と自己表現の支援 ―

「得意なことはたくさん話せるのに、苦手なことになると黙ってしまう。」
「『できない』『難しい』で会話が終わってしまう。」
「失敗した話になると話題を変えようとする。」

そんなお子さんはいませんか?

実は、自分の苦手を言葉で説明することは、大人が思っている以上に難しい力です。

今回は、自分の苦手なことについて話すことを避けていた中学生が、少しずつ自分の気持ちや理由を整理し、相手に伝えられるようになった事例をご紹介します。


■ 「話したくない」だけではなく、「どう話せばいいかわからない」

今回の対象は、中学2年生の男の子です。

好きなことや得意なことについては、楽しそうに詳しく話すことができます。

一方で、

  • 苦手なこと
  • 失敗したこと
  • 難しかったこと

について聞かれると、

「難しい。」
「できない。」

と一言だけ答えて話を終わらせようとする様子が見られていました。

これは、「苦手なことを認めたくない」というだけではなく、

自分の気持ちや理由を整理して言葉にする方法がまだ育っていない状態でした。


■ ポイントは「答えさせる」ではなく「考えやすくする」

今回の支援では、

👉 考え方を整理できるワークシートを活用しました。

内容はとてもシンプルです。

「好き・苦手」→「その理由」

という順番で考えられるようにしました。

理由が思い浮かばない時には、

  • 質問を小さく分ける
  • 答えやすい形にする

など、少しだけヒントを出しながら進めました。


■ 「伝えられたこと」を褒める

支援の中で大切にしたのは、

「正しい答え」を褒めることではありません。

例えば、

「よく考えられたね。」

「伝えてくれてありがとう。」

など、

“考えて伝えたこと”そのものを具体的に認めました。

すると、

「苦手なことを話しても大丈夫。」

という安心感が少しずつ育っていきました。


■ 少しずつ会話が続くようになった

支援を続ける中で、

以前は一言で終わっていたやり取りが、

「どうしてそう思ったの?」

という質問にも、

3往復ほど会話を続けながら、自分の考えを説明できる場面が増えてきました。

また、

「苦手だから終わり」

ではなく、

「自分はこういうところが苦手なんだ」

と整理して話せるようになってきました。


■ 保護者の方の変化

保護者の方からも、

「学校でうまくいかなかったことも、自分の非を認めながら話せるようになりました。」

という嬉しい報告をいただきました。

さらに、

本人が苦手を理解できるようになったことで、

「どう頑張る?」
「どんな工夫をしてみようか?」

と、一緒に前向きな相談ができるようになったそうです。


■ トータスキッズが大切にしていること

私たちは、

✔ 苦手を減らすことよりも

苦手ではなく、できることに着目し成功体験にする

を大切にしています。

自分のことを理解し、人に伝えられる力は、

学校生活だけでなく、将来の仕事や人間関係でも大切な力になります。


■ 今後のステップ

今後は、

  • 「どうすればできるようになるか」
  • 「どんな工夫ができそうか」

まで自分で考えられるよう、

ロールプレイや問題解決の練習を取り入れながら、自分で行動を選択できる力を育てていきます。


■ こんなお子さんに、ぜひ来てほしいと思っています

  • 苦手なことになると黙ってしまう
  • 「できない」で話が終わってしまう
  • 自分の気持ちを言葉にするのが苦手
  • 将来に向けて自己理解を深めていきたい

そんなお子さんとご家族に、トータスキッズは寄り添います。

まずはご見学・ご相談から、お気軽にお問い合わせください。

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