― 環境調整によって見えてきた、本当のニーズと行動の変化 ―
「勝手に移動してしまう」
「何度注意しても同じ行動を繰り返す」
「ルールを守らせようとすると、関係が崩れてしまう」
そんな行動に対して、「どう止めるか」で悩んでしまうことはありませんか。
今回は、「隣の教室に行ってしまう」という行動の背景にあった“人と関わりたい気持ち”に着目し、環境を調整することで行動が変化していった事例をご紹介します。
■ 行動の裏にあった「関わりたい」という気持ち
今回の対象は、小学校高学年のHさん。
重度の知的障害がありながらも、人との関わりをとても好むお子さんです。通所から半年が経ち、
- 目が合う回数が増えた
- 表情や身振りで気持ちを伝えようとする
といった、対人関係の芽生えが見られてきていました。
一方で、
- パーテーションで区切られた隣の教室に入ってしまう
- 活動中にパーテーションを揺らす
- 一度移動すると戻るのが難しい
といった行動が見られていました。
行動だけを見ると「ダメ」「戻りなさい」といった対応になりがちですが、今回はその背景に目を向けました。
■ 「見えない」ことが不安と行動を生んでいた
状況を整理していくと、次のような流れが見えてきました。
- 隣の教室に子どもがいる
- パーテーションで見えない
- 気になる
- 見に行く
そして、その結果として、
- 指導員が関わる
- 人と関われる
という経験につながっていました。
つまりこの行動は、
👉 「困った行動」ではなく
👉 「人と関わりたい」という気持ちの表れ
である可能性が考えられました。
■ 行動を止めるのではなく、「環境を変える」
そこで今回の支援では、
👉 行動を制止するのではなく
👉 行動が起きにくくなる環境を整える
というアプローチを取りました。
実際に行ったこと
- パーテーションを外し、隣の教室の様子が見えるようにする
- 「見えないから気になる」状態を減らす
- 行こうとした際は強く止めるのではなく、自分の教室へ戻るよう促す
- 戻れた時にはその場で肯定的に伝える
■ 行動はどう変わったか
この環境調整によって、隣の教室へ行く時間が減り、
さらに、
- 声かけに応じて自分の教室へ戻れる
- 教室内で落ち着いて活動できる
といった変化も見られるようになりました。

■ 支援者の視点も変わった
今回の事例で大きかったのは、子どもの変化だけではありません。
支援者側の視点も、
❌「禁止・注意」
から
⭕「理解・環境調整」
へと変わっていきました。
その結果、
👉 行動を「問題」として見るのではなく
👉 「成長のサイン」として捉えられる
ようになりました。
■ トータスキッズが大切にしていること
私たちは、
✔ 行動を止めることではなく
✔ 行動の理由を理解すること
✔ 子どもが安心して過ごせる環境を整えること
を大切にしています。
子どもの行動は、必ず意味を持っています。
その意味に目を向けることで、支援の方向は大きく変わります。
■ 今後のステップ
今後は、
- 「行きたい」「気になる」といった気持ちを伝える手段の獲得
- 相手の様子を見て関わるなど、適切な関わり方の学習
- コミュニケーション手段の拡充
を進めていきます。
■ こんなお子さんに、ぜひ来てほしいと思っています
- 同じ行動を繰り返してしまう
- 注意しても変わらない
- 行動の理由がわからず困っている
- 「どう関わればいいかわからない」と感じている
そんなお子さんとご家族に、トータスキッズは寄り添います。
まずはご見学・ご相談から、お気軽にお問い合わせください。
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困ったをできたに変える
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トータスキッズ
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