トータスキッズ支援事例:「何でも『大丈夫』」から「自分の気持ちを伝えられる」へ

トータスキッズ支援事例

― 選択肢を活用して育てた、自己表現の第一歩 ―

「『どうしたい?』と聞いても、『大丈夫』としか言わない。」
「本当は嫌だったはずなのに、我慢してしまう。」
「自分の気持ちを話してくれない。」

そんなお子さんはいませんか?

「気持ちを伝えること」は、実は練習が必要なスキルです。

今回は、自分の考えや気持ちを伝えることが苦手だった中学生が、「選ぶ」ことから始めて、自分の意思を少しずつ表現できるようになった事例をご紹介します。


■ 「話さない」のではなく、「伝え方が分からない」

今回の対象は、中学2年生のRさん。

学校では真面目で、頼まれたことは責任を持って取り組むタイプです。

一方で、

  • 「どう思う?」
  • 「どうしたい?」

と聞かれると、

「分からない。」

「大丈夫。」

と答えることが多く、自分の気持ちや希望を伝えることは苦手でした。

そのため、

本当は負担に感じていても、そのまま受け入れてしまう場面が少なくありませんでした。


■ ポイントは「自由に答えて」ではなく、「選んでみよう」

いきなり

「どう思う?」

と聞かれても、答えるのは難しいことがあります。

そこで今回の支援では、

5段階の選択肢カードを使いました。

例えば、

  • 「すごく好き」
  • 「好き」
  • 「普通」
  • 「あまり好きじゃない」
  • 「すごく嫌い」

あるいは、

  • 「とてもやりたい」
  • 「少しやりたい」
  • 「どちらでもいい」
  • 「あまりやりたくない」
  • 「もうやりたくない」

というように、気持ちを選べる形にしました。


■ 「伝えたら変わった」が一番の成功体験

さらに大切にしたのは、

伝えたことが実際に反映されることです。

例えば、

前回、

「少し多い」

を選んだら、

次回は、

「前回教えてくれたから、今日は少し減らしてみたよ。」

と本人に伝えました。

つまり、

「伝えると環境が変わる」

という経験を積み重ねていったのです。


■ 少しずつ「言葉」で伝えられるように

こうした支援を続ける中で、

最初はカードだけだった意思表示が、

少しずつ、

口頭でも

「今日は少し疲れた。」

「これくらいならできる。」

と伝えられる場面が見られるようになってきました。

自分の気持ちを伝えることへの安心感が育ってきたのだと感じています。


■ 保護者の方の声

保護者の方からは、

「自分の気持ちを伝えられるようになってきたのですね。」

という嬉しい言葉をいただきました。

また、

課題量や休憩時間を本人の希望に合わせて調整することで、

以前より前向きに活動へ取り組める様子も見られるようになっています。


■ トータスキッズが大切にしていること

私たちは、

✔ 「気持ちを言いなさい」と求めるのではなく、

気持ちを伝えやすい環境を作ること

を大切にしています。

自己表現は、

「話す力」だけではありません。

「伝えても大丈夫」という安心感が育つことで、

少しずつ言葉になっていきます。


■ 今後のステップ

これからは、

  • 課題量だけでなく、
  • 体調や気分、
  • 困っていること

についても表現できる場面を増やしていきます。

そして、

カードがなくても、

自分の言葉で伝えられる力へとつなげていきたいと考えています。


■ こんなお子さんに、ぜひ来てほしいと思っています

  • 「大丈夫」が口ぐせになっている
  • 本音をなかなか話せない
  • 我慢してしまうことが多い
  • 自己表現やコミュニケーションを育てたい

そんなお子さんとご家族に、トータスキッズは寄り添います。

まずはご見学・ご相談から、お気軽にお問い合わせください。

▶ お問い合わせはこちら
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トータスキッズ

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