トータスキッズ支援事例:「できない!」と投げていた子が、「やって」と伝えられるようになるまで

トータスキッズ支援事例

― 「やらせる」のではなく、“手伝ってもらえばできる”を育てた支援 ―

「できないと思うと、やる前から嫌がる」
「難しい課題になると、物を投げてしまう」
「手伝おうとしても、援助を受け入れてくれない」

そんなお子さんはいませんか?

今回は、一人では難しい課題に直面すると、教材を投げてしまうことがあった年少のお子さんの事例です。

■ なぜ、教材を投げるのだろう?

本人は電車や車、魚などが大好きで、図鑑やパズルには意欲的に取り組みます。

一方、やり方が分からないことや、自信のないことには抵抗が強く、難しい課題を前にすると教材を投げることがありました。

教材を投げれば、難しい課題は目の前からなくなります。

そこで私たちは、

「投げないで!」と行動だけを止めるのではなく、難しい時に使える別の方法を増やそう

と考えました。

目指したのは、

「できない→投げる」から
「できない→手伝ってもらう→できた!」へ。

■ まずは「できる」をたくさんつくる

難しいことを何度も練習したわけではありません。

まず、一人でできる課題を中心に活動を組み立て、

「全部できたね!」

と、「できた!」を積み重ねました。

さらに、

「一人でやる?一緒にやる?」

と、自分で取り組み方を選ぶ機会もつくりました。

苦手なことに挑戦するためにも、まずは「自分はできる」という感覚を持てることを大切にしました。

■ 「手伝ってもいい?」と本人に聞く

それでも、途中で一人では難しい場面は出てきます。

そんな時も、大人がすぐに手を出すのではなく、

「先生がお手伝いしてもいい?」

と確認します。

本人が「うん」と答えたら、一緒に取り組んで完成へ。

そして、

「一緒にやったらできたね!」

と伝えます。

こうして、援助を受けることは“できないこと”ではなく、“できた!につながる方法”だと経験できるようにしていきました。

■ 「うん」から、自分で「やって」へ

支援を重ねる中で、一人では難しい場面でも「手伝ってもいい?」に「うん」と答え、一緒に課題を完成させられることが増えました。

それに伴い、自信のない課題で教材を投げる行動も減っています。

そして最近では、大人から援助を提案される前に、

「やって」

と、自分から伝える場面も見られ始めました。

保護者からも、家庭で物を投げる行動が減ってきたとのお話をいただいています。

本人も「たのしい!」と話し、トータスキッズへの来所を楽しみにしてくれています。

■ 「助けてもらう」も、大切な力

自立というと、「何でも一人でできること」を思い浮かべるかもしれません。

でも、一人では難しい時に、

「手伝って」
「やって」

と周囲に伝えられることも、とても大切な力です。

「できないことを頑張らせる」のではなく、

どうしたら取り組める?
どんな援助なら受け入れられる?
どうすれば「できた!」につながる?

を考える。

これからは「援助を受け入れる」から、自分で必要な援助を求めることへ。家庭や園でも使える力につなげていきます。

「難しいとすぐ諦めてしまう」
「できないと物を投げてしまう」
「困った時に『手伝って』と言えるようになってほしい」

そんなお子さんとご家族に、ぜひ一度トータスキッズを知っていただけたらと思います。

まずはご見学・ご相談から、お気軽にお問い合わせください。

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困ったをできたに変える
支援の場
トータスキッズ
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