― 手順書を活用して、自分で課題に取り組む力を育てた支援 ―
「分からないと、すぐ『やって』と言ってしまう」
「本当はできそうなのに、自分で試す前に助けを求める」
「何が分からないのかをうまく説明できない」
そんなお子さんはいませんか?
今回は、苦手な課題になると「できない」「先生やって」と支援者に任せることが多かった中学1年生のお子さんが、手順書を使って“まず自分で確認する”力を少しずつ身につけていった事例をご紹介します。

■ 「助けを求められる」は大切。でも、その前にできることもある
S.Iさんは、人と関わることが好きな中学生です。
一方で、手順が分かりにくい課題や自信のない課題では、
「分からない」
「先生やって」
と、すぐに援助を求めることがありました。
援助要求そのものは大切な力です。
ただ、実際には自分で進められる課題でも、先に支援者へ任せることで、自分で考えたり試したりする経験が少なくなっていました。
■ 「分からない時は、まず手順書を見る」
そこで使ったのが、写真や矢印、数字を使った手順書です。
文字を増やしすぎず、1工程を1ページにして、
“見れば次に何をするか分かる”
ようにしました。
最初は支援者が、
「ここを見てみよう」
と見る場所を指さします。
慣れてきたら、
指さし → 言葉での促し → 自分で確認
と、少しずつ手助けを減らしていきました。
■ 褒めたのは「正解」だけではありません
大切にしたのは、
「答えが合ったね」
だけではなく、
「自分で手順書を見られたね」
「分からなくても、まず試せたね」
と、自分で取り組んだ行動そのものを具体的に認めることです。
すると、繰り返し行っている作業では、途中で分からなくなっても、自分から手順書を確認して進める場面が増えてきました。
■ 「最後まで自分で作りたい!」が力になった
クイズ制作では、
「完成するまで先生には見せないで、最後に答えてもらいたい!」
という本人の気持ちが大きな動機づけになりました。
うまくいかない場面でも、すぐ「やって」と頼むのではなく、自分で調べたり試したりしながら最後まで取り組めるようになってきました。
保護者の方からも、
「『やってみたらできた!』と嬉しそうに話してくれます」
との声をいただいています。
■ トータスキッズが大切にしていること
私たちが目指しているのは、
“何でも一人でやること”ではありません。
まず自分で確認する。
↓
やってみる。
↓
それでも分からなければ、「ここが分からない」と助けを求める。
そんな自分で考えて問題を解決する力を育てたいと考えています。
「すぐに『やって』と言ってしまう」
「自信がなく、自分で試すことが少ない」
「将来に向けて、自分で取り組む力を育てたい」
そんなお子さんとご家族に、ぜひ一度トータスキッズを知っていただけたらと思います。
まずはご見学・ご相談から、お気軽にお問い合わせください。
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